開発者より

開発者より

原作ディレクター
須田 直樹氏からのコメント

Switchって、とっても最高なハードだと思うんですよ。

何が良いって、アーケードゲームでのいわゆる「縦シュー」が本体を縦にすることによってそのまんまプレイできてしまう、ってところが良いんですよね。
他のハードでは接続しているモニターを回転させるしかないのに、Switchは本体だけで縦シューが遊べてしまう。
なんと素晴らしい、エクセレントなハードでしょうか。
「実は最初から縦シューのことも考えてSwitchは設計してました」、と任天堂さんにドヤ顔で言われてしまいそうなくらい、縦シュー向きのハードだと思っています。

そして、そんなSwitchに、いよいよ「式神の城Ⅱ」が登場します。
オリジナル版を作ってた本人が言うのもなんですが、シリーズ中の最高傑作であり、ゲームクリエイターとしても1番の手応えのあった作品である、と自負しています。

キャラクターから背景まで全てを本格的に3Dで制作、イベントシーンは全キャラ組み合わせで用意したうえ全てフルボイスで収録、パズルをさせるボスやデュエリストのボスを登場させるなど、当時自分の持てるアイディアとネタを情熱を全部突っ込んだ作品、それが「式神の城Ⅱ」です。
これを作り終わった時、ちょっとした燃え尽き症候群になるくらいには、熱狂しつつ作っていたと思います。
おかげさまで、リリース後の評判は上々で、当時のアーケードにはギャラリーが多く集まり、よく賑わっていたことをよく覚えています。 自分の中で、何か1つ「完成型」ができたな、と思いました。

それから20年。
最高のハードで、シリーズ最高傑作(自称)が皆さんのお手元でプレイできる日がやってきました!
コスモマキアーさんの優秀なスタッフたちによって、最高の移植作品ができたと思っています。

当時の熱狂ぶりをリアルタイムで体感されていた方。
当時を知らないけど、シューティングに興味を持っている方。
シューティングはあまり普段やらないけど、キャラのビジュアルがちょっといいな…と引っかかってる方。
是非、この作品に触れてみていただければ、と思います。

過去にプレイされていた方は当時を思い出しつつ新たな遊びを体感できるでしょうし、当時を知らない方は新鮮な気持ちでお楽しみいただけるかと思います。
弾幕シューティングの中でも比較的優しめ(のつもり)なので、弾幕シューティングが苦手な方でもそれなりにプレイできる…はず。

縦画面にして、アーケード感覚でプレイするのを激しくオススメ!


移植版ディレクター
永木 映彦氏からのコメント

Nintendo Switch版を長らくお待ち下さった皆様、大変お待たせ致しました!
無事に発売まで漕ぎつけることができました。
購入して下さった皆様、そして一緒にがんばってくれた開発メンバー・関係者の皆様に
感謝、感謝です!本当にありがとうございます。
限られた開発期間の都合上できる事はどうしても限られてしまうのですが、
可能な限りアーケード版に近付くように細かな範囲の再調整等を行っております。
インターネットランキングはNintendo Switch専用となっておりますので、
ぜひランキング上位を目指してがんばって下さい!






二次使用・二次創作ガイドライン